僕のメインの証券口座は楽天証券ですが、実はもう一つ、SBI証券も使っています。
なぜSBIを併用するのか――それは、取引の柔軟性や資金効率を高めるためです。
この記事では、スイングトレードで取引コストを抑える方法や夜間取引(PTS)の活用術、新NISAや銀行連携を使った資金運用のコツまで、楽天証券とSBIを組み合わせることで得られるメリットと一緒にわかりやすく解説していきます。
1. サブ口座としてのSBI証券の役割
- 前提の確認
兼業投資家にとって、メイン口座での自動執行戦略は非常に有効ですが、資産増加のスピードをさらに上げるためには、取引コストの低さと取引時間の柔軟性を持つサブ口座の活用が重要です。 - SBI証券の位置づけ
SBI証券は、業界を代表する証券会社であり、「手数料ゼロ」と「夜間取引」という独自の強みを持っています。これらの要素は、スイングトレードにおけるコスト効率と機動性を高める選択肢の一つです。
2. スイングトレードに「費用対効果」をもたらす二大強み
SBI証券がスイングトレードと高い整合性を持つ論理的根拠は、主に取引コストと取引時間に関する以下の二点です。
2-1. 国内株式「ゼロ革命」による低コスト運用の実現
- 特徴
特定の条件(取引報告書などの電子交付)を満たせば、国内株式(現物・信用取引)の売買手数料が実質無料になる「ゼロ革命」を実施しています。 - スイングへの論理的影響
スイングトレードは短期~中期で売買を繰り返すため、取引コストが利益を圧迫しやすい要因となります。手数料が実質無料となることで、利益獲得のしやすさが向上し、取引回数が多いスイングトレードの費用対効果を高めやすくなります。
2-2. 夜間取引(PTS)による戦略の機動性向上
- 特徴
SBI証券では、日中の市場が閉まった後も、夜間取引(PTS:私設取引システム)に対応しています。 - スイングへの論理的影響
海外市場の動向や夜間の重要ニュースがあった際、翌朝の市場開始を待たずにすぐに取引が可能です。これにより、翌日の価格変動リスクを回避したり、突発的な取引機会を逃さずに捉えることができるため、戦略に柔軟性と機動性をもたらします。
取引時間の制約がある兼業投資家にとって、これは大きなメリットとなり得ます。
3. NISAと銀行連携がもたらす相乗効果
上記の主要なメリットに加え、SBI証券はスイングトレードの資金効率と非課税メリットを高める環境を提供しています。
- NISA口座での国内株式手数料無料
新NISAの成長投資枠ではスイングトレードが可能であり、SBI証券では国内株式の売買手数料が無料です。
非課税メリットとコストゼロを組み合わせることで、得られた利益を効率的に積み上げることができます。 - 住信SBIネット銀行との連携(SBIハイブリッド預金)
住信SBIネット銀行の口座と連携させることで、証券口座との資金移動がスムーズかつ便利に行えます。
この連携により、資金拘束の時間を最小化し、機動的に取引を行うスイングトレードの資金効率を高めやすくなります。 - 豊富な取扱商品・銘柄数
業界トップクラスの銘柄数を取り扱っており、多様な選択肢の中から常にスイングトレードに適した値動きの活発な銘柄を見つけやすいです。
4. 結論:楽天と並ぶ、コスト最適化の有力な選択肢
SBI証券は、「手数料ゼロ」というコスト面の優位性と、「夜間取引」という時間面の優位性を兼ね備えています。
これらの特徴は、スイングトレードのような短期~中期売買の費用対効果を高めたい投資家にとって非常に魅力的であり、楽天証券と並ぶ有力な選択肢の一つといえます。
どの証券会社を使うかは、結局あなた次第です。
最近はスマホアプリもどこも進化しているので、実際に自分で調べて、使いやすい会社を選ぶのが一番。
ちなみに僕は楽天証券をメインにして、サブでSBIも使っています。選ぶときの参考になれば嬉しいです。
ー参考記事ー
iSPEEDが、兼業スイング戦略の実行環境として「最も整合性が高い」と言える理由



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